釣りきん:本鱒

三越前の「釣りきん」という寿司店で、「地魚あら 塩蒸しぽん酢」という品をいただいた。

魚の名前を聞いたら、「本鱒です」との答え。

 

つまんでみる。身の味がとても上品でおいしい。

あれ……、本鱒ってなんだっけ。

 

桜鱒(サクラマス)は知ってるけどなあと思いながら調べてみたら、同じものだった。

岩手や山形の一部、関東の市場では「本鱒」とも呼ばれるらしい。

桜の開花時期とこの鱒が獲れ始める時期が重なることから、「桜鱒」とも呼ばれるようになったという。

北海道では7月くらいまで獲れるとか。

 

鮭と似ているけど、蒸すとより違いがわかる。香りを感じられるほど控えめなのに、旨味はしっかり広がって。目玉の裏にあるトゥルントゥルンのコラーゲンがまたたまらない。

 

 

「はなたれ」という居酒屋と同じ系列で、「釣りきん」は野毛にもあるようだ。

ただ、時季的にさすがにそろそろ本鱒とはお別れかな、今年は。

2018年07月26日 | Posted in 三越前 | タグ: , , No Comments » 

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