ヒツジかヤギか

書籍『校閲記者の目−あらゆるミスを見逃さないプロの技術』(毎日新聞校閲グループ・著/毎日新聞社)を読んでいたら、「ヒツジとヤギは混同されてしまうことがある」という記述があった。

一例として、絵本『あらしのよるに』でオオカミが友達になる動物を「ヤギ」ではなく「ヒツジ」と書き間違えているゲラが掲載されている。

 

それで思い出したのが、この像。

オオカミと7匹の子ヤギ像

 

富山県の三郎丸蒸留所を見学した後、稲垣貴彦さんの案内で高岡の街を歩いたときに見かけたものだ。

 

「あれ? この物語ってオオカミと7匹の〜……なんでしたっけ?」

「ヤギですよー」

「ヒツジかヤギか一瞬わかんなくなりますね」

なんてやりとりを、その場にいた方とした。

 

じゃあオオカミとセットなのは常にヤギなのかというとそうでもなく、『羊飼いの少年と狼』というイソップ童話もある。

オオカミはどっちも食べるのだ。だから余計に混同されやすい。

 

食肉としては日本ではヒツジのほうがポピュラーだろう。

ヤギ肉食べたことないなあ。

食べねば(オオカミ顔)。

2018年07月31日 | Posted in つぶやき | タグ: No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください